天照山ハイキング-白雲の滝と去来の滝-


[ 天照山 ] 箱根から奥湯河原へ向かう山中に、白雲の滝と去来の滝という二つの名瀑がある。そこで、今回はこの２つの滝を見に行って来た。まず、箱根町港からタクシーに乗り天照山バス停跡で降り、ハイキングコースの中に入って行く。ちなみに、このバス路線は既に廃止されており、現在は運行していない。それと、ハイキングコース入口には途中にある天照山神社の鳥居が建っているほか、車２台分が駐車できるスペースもある。なお、天照山と名が付いているものの天照山という山はなく、箱根外輪山の大観山山腹にあたる。 ※タクシー代：４，０００円強（２０２４年現在）　湯河原駅からだと距離が倍以上でお勧めできない。

　[ 白雲の滝 ]

そして、鳥居をくぐって進んで行くのだが、コース全般が下り坂で山道とは言え歩きやすく、１０数分で白雲の滝に到着する。白雲の滝は、滝壷から眺めると、夏の暑さを忘れさせてくれるほど涼しげで、水飛沫も心地良い。


[ 天照山神社と去来の滝 ] 滝を鑑賞した後、再び山道を下る。１０分弱で天照山神社（写真左上）の前に出て、お参りを済ませると、次の目的地である去来の滝（写真下）へと向かった。去来の滝は、天照山神社からやや下ったところにあり、山伏が修行した滝だという。なお、滝壺まで数メートル程、沢登りを強いられるが大したことはなく、間近で見る滝は優しく女性的だ。しばしここで、滝の音を聴きながらのんびりした。十分休憩した後、再び山道を下る。途中、木製の橋の架かった場所（写真右上）を通り過ぎ、道幅が広くなると奥湯河原温泉バス停に到着する。（天照山バス停跡からは歩行時間約５５分）

　[ 湯河原からは... ]

湯河原から向かう場合は、湯河原駅からバスに乗り終点奥湯河原バス停で降り往復となる。奥湯河原から先にバスは走っていない。