あじさい電車ライトアップ撮影地

　[ 大平台へ ]

毎年６月中旬から７月上旬にかけて、箱根登山電車で「夜のあじさい号」という特別列車が夜間に運行される。沿線は、この時期になるとあじさいが咲き、電車の車窓からは色取り取りのあじさいを楽しむことができるほか、夜はライトアップされとても綺麗。そこで、この夜のあじさい号（通称：あじさい電車）の夜間撮影をしに箱根へと向かった。　


[ 箱根大平台温泉湯の花 ] まず、沿線のあじさいのライトアップ箇所であるが、箱根湯本駅から強羅駅までの間に全部で６箇所ある。このうち２つが大平台駅付近にあり、今回はこの大平台駅近くの温泉に宿を取った。宿は「湯の花」という小さな旅館で、８畳＋広縁にトイレ・化粧台が付き、コンパクトながらも綺麗な宿である。

　[ 浴衣と温泉 ]

そして、何よりも浴衣が選べるのが嬉しい。様々な色やデザインの浴衣があり、私が選んだのは上記写真の黄色柄。チャックインを済ませ部屋に入ると記念撮影をし、露天風呂や内湯に入り、夕食（中華飲茶プラン）の時間までのんびり過ごした。　

　[ あじさい電車 ]

そして、食後は、いよいよ旅のメイン。ライトアップされたあじさいと共に登山電車の撮影である。ちなみに、撮影場所は「大平台あじさいの小径」というところで、Google マップでは判り難いが、大平台駅から行くと改札側ホームのトイレ前を突っ切り、箱根登山鉄道大平台変電所脇の道を進むとすぐである。ちなみに、この小径にもたくさんのあじさいが咲き、小径内にある踏切２箇所で、電車とあじさいの写真を撮影した。ちなみに、下記写真は一つ目の踏切で撮影したもの。　　

　[ あじさい電車アレグラ号 ]

次に、２つ目の踏切で撮影したものがこちらで、最新鋭のアレグラ号である。　　

　[ 大涌谷と箱根園 ]

満足な写真を撮った後は、宿に戻り再び温泉に入って眠りに付いた。そして、翌日はプチ箱根周遊である。大平台から伊豆箱根バスに乗り箱根園まで向かう。途中上記写真の大涌谷（天気は曇りだったが）を経由し、箱根園では水族館を見学した。ただ、大涌谷も箱根園の水族館も、別のページでご紹介しているので、ここでは詳細を割愛する。そして、箱根園からは、箱根園港から遊覧船に乗り元箱根港へと向かう。そうそう、箱根園港の近くの水中に木が一本立っていて、なんかロマンチック。　

　[ 芦川橋と額アジサイ ]

元箱根港では、近くにある恩賜箱根公園に立ち寄ってみる。ちなみに、公園入口には、江戸時代に東海道へ架けられていたという芦川橋（かながわの橋１００選に入っている）が移築され、ここでも記念撮影。そして、入口から園内に入って行くと、額アジサイが咲いていたほかアゲハ蝶にも遭遇して、それこそアゲアゲ気分であった。（笑）　

　[ かっぱ天国 ]

ラストは箱根湯本までバスで戻る。湯本の駅前を流れる早川の河原もアジサイが満開で、ホントあじさいを満喫した旅であった。そうそう、電車に乗る前、駅前の温泉かっぱ天国に立ち寄った。かっぱ天国には足湯があり、レギンスを捲ってホッと一息。レギンスやトレンカはこういう時に便利かな。　