銭洗弁財天から源氏山 2014.05&2007.01





 [ 佐助稲荷神社 ]

今回は佐助稲荷神社と銭洗弁財天(宇賀福神社)から、源氏山へ至るコースをご紹介する。
まず、鎌倉駅西口から駅を背にして真っ直ぐ歩いて行くと、右手に銭洗弁財天の道標があり、指示どおり右に曲がって少し行くと、途中、佐助稲荷神社(写真上)がある。いくつも連続して並ぶ朱塗りの鳥居が印象的で、源頼朝が伊豆の蛭ヶ小島に流されていた時、ここの稲荷神が夢に現れ平家討伐を促したという。






 [ 稲荷と霊狐泉 ]

また、境内には、お稲荷さんの祠や霊狐泉(れいこせん)と呼ばれる湧き水などがあって、小振りな神社ながら楽しい参拝であった。

 [ DATA ] 境内自由、参拝料無料




 [ 銭洗弁財天 ]

そして、お次は銭洗弁財天(写真左上)である。銭洗弁財天は、佐助稲荷神社から徒歩10分弱で、鎌倉五名水の一つである銭洗水が湧いている。何でも、この水でお金を洗うと何倍にもなって帰ってくるらしい。受付で線香とロウソク(併せて100円也)を買うとザルを貸してくれるので、このザルでお金を洗った。ちなみに、お金を洗う場所(写真右上)は洞窟の中にある。これで、お金持ちになれるかな?

 [ DATA ] 参拝時間8時〜17時、参拝料無料





 [ 源氏山公園から寿福寺 ]

お金を洗った後は、源氏山公園へと向かう。源氏山公園には源頼朝の像(写真左上)あり、ここでちょっと一休み。そうそう、座っていたら、人懐っこい猫が数匹いて人の前を行ったり来たり。なかなかカワイイ。そして、猫と別れた後、鎌倉七切通しの一つである化粧坂(写真右上)を降り駅へと向かった。
なお、駅へ行く途中に寿福寺(写真下)がある。こちらは、鎌倉五山第三位で、源頼朝の妻政子が正治2年(1200年)に、栄西禅師を開山として創建したお寺である。なお、このお寺には俳人高浜虚子や作家大仏次郎の墓もある。(参拝は仏殿までしかできません)






 [ 浄光明寺 ]

また、寿福寺から徒歩約5分のところに浄光明寺がある。このお寺は、建長3年(1251年)に、鎌倉幕府6代執権北条長時が建立したお寺で、国の重要文化財である木造阿弥陀三像が安置されている。そうそう、ちょうど境内は水仙の花が満開で、こちらも綺麗であった。



 [ コース ]

鎌倉駅西口−(徒歩25分)−佐助稲荷神社−(徒歩8分)−銭洗弁財天−(徒歩5分)−源氏山公園−(徒歩20分)−寿福寺−(徒歩10分)−浄光明寺−(徒歩15分)−鎌倉駅西口 



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