 [ 剱崎灯台 ]
三浦岩礁の道を歩いて見ました。まず、行き方は京浜急行線三浦海岸駅から、三崎東岡行のバスに乗り剱崎まで行きます。バス停を降り車道を歩くこと１５分、高台の上に建つ剱崎灯台に到着です。ただ、バス停を降りてからの道が判りづらいので、予め地図を用意しておくか、スマホで確認しながら行った方が良いです。ちなみに、タクシーですと、料金は２千８百円といったところでしょうか。（２０２５年現在） で、肝心の剱崎灯台ですが、中には入れないものの、ここからの眺めはすこぶる良好で、彼方に房総半島が見えます。また、灯台の横には、皇太后妃殿下行啓記念碑が建っています。
[ 灯台直下からの眺め ]
ちなみに、灯台の前は芝生となっており、ここでジュースを飲みながら、しばし休憩しました。休憩後は、灯台を見て右手に小路があるのを発見したので少し探検してみると、灯台の建つ崖地の先端に出て、ここからの眺めもすこぶる良かったです。下の写真が、そこから写したもので、正面にはこんもりした山が２つある「ベット島」が見えています。
[ ベット島 ]
崖地で写真を撮った後は、運河みたいな海を渡りベット島に上陸です。こんもりした山以外は、一面岩場です。歩きにくいといったらありません。
[ ベット島先端部 ]
ただ、先端部からの眺めは、すこぶる爽快です。
[ 岩場から砂浜へ ]
ベット島を見た後は、再び灯台側に戻って、灯台直下の竜宮祠の前を通り過ぎ剱崎に向かいます。ただ、以前にはなかったのですが、灯台の真横に海上保安庁のレーダー施設が建っていてチョット残念でした。まあ、それでも海の景色は素晴らしく、途中写真下のような岩場もあって、岩場の先に剱崎が見えます。余談ながら、写真をよく見ていただくと判るのですが、地層の縞模様のところどころに、黒いスコリア層と呼ばれる層（砂礫岩）があります。
[ 岩場から砂浜へ ]
崖地を超えたら、剱崎でそのまま進むとジャンボリー浜に出ます。砂浜は写真では良く判りませんが、ピンクがかっていて綺麗でした。（写真下）
[ 江奈湾へ ]
そしてラストは、一旦南下して来た道を引き返し、巨大な岩山の前を通り過ぎ江奈湾に向けウォーキングです。岩場や海の景色を楽しみながら歩いて行けば、約３５分で到着します。余談ながら、ここからバス（松輪海岸バス停）で三浦海岸駅へ戻れますが、まだまだ歩き足りない方は、江奈湾から車道を進んで行くと、盗人狩方面へのウォーキングコースに出ますので、歩いてみると良いかも知れません。
[ 海蝕洞窟 ]
なお、江奈湾まで行く途中、写真右上のような海蝕洞窟もあります。
[ DATA ]
＜注記＞ 江奈湾の向かいにある松輪海岸バス停からバスで三浦海岸駅へ戻る場合、平日・土日とも最終便は17:09発です。そのため、この時間を過ぎた場合、三崎東岡行に乗り、三崎港で乗り換え三崎口駅へ出ます。
|
