本郷ふじやま公園と旧小岩井家


[ 本郷ふじやま公園 ] 本郷ふじやま公園は、JR根岸線本郷台駅から徒歩約２０分、または京急上大岡駅から大船行きのバスに乗り、鍛冶ヶ谷バス停下車徒歩約３分のところにあります。ふじやまと名前が付いているだけあって、公園一帯は丘のようななだらかな山となっています。また、園内には古民家・旧小岩井家の長屋門（写真右上）が移築され、門をくぐると母屋などが建っています。　◎ルートマップ（本郷台駅～本郷ふじやま公園）　Yahoo!地図　◎ルートマップ（鍛冶ヶ谷バス停～本郷ふじやま公園）　Yahoo!地図　◎公式HP　本郷ふじやま公園運営委員会

　[ 古民家・旧小岩井家 ]

古民家の旧あるじ小岩井家は江戸時代の名主で、母屋は弘化４年（１８４７年）に建てられました。長屋門をくぐると正面に建っており、内部を見学することもできます。余談ながら、横浜市指定有形文化財にもなっています。

　◎見学時間：９時～１７時
　◎休館日：毎月第一水曜（祝日の場合は翌日）、年末年始

　[ ふじやま ]

古民家を見学した後は、四阿のベンチでしばし休憩し、ふじやま公園のなだらかな山の頂上へと向かいました。山道を登って行くと、すぐ富士塚のある頂上に出ます。ちなみに、標高は僅か８０mで、古くは水口山と呼ばれていたそうですが、富士信仰の対象である富士塚が築かれ、山の形も富士山に似ていることから、ふじやまと呼ばれるようになったそうです。なお、頂上は木々が生い茂り眺望は望めません。

　[ 竹林 ]

その他、園内には竹林などがあります。


[ 栗のイガと梅林 ] なお、本郷ふじやま公園は、公園というより市民の森といった感じで、山道を歩いていると栗のイガなんかも落ちていました。また、小振りながら梅林（写真右上）もあって、梅の咲く時期に訪れると趣があります。ちなみに、３月４日に改めて本郷ふじやま公園を訪れてみたところ、梅が満開で、とても綺麗でした。（写真下）


[ お雛様 ] また、古民家・旧小岩井家の周り（写真上）にも、梅が咲いています。そして、家の中に入ると、お雛様（写真下）が何組も飾られていました。まさに３月って感じですね。