このページでは、逗子海岸と披露山公園、そして大崎公園などをご紹介する。
まず、披露山公園であるが、JR逗子駅を降り、京急逗子・葉山駅（旧新逗子駅）前を通り過ぎ逗子海岸（写真左上）に出る。てくてく鎌倉方面へ歩いて行き、約１５分くらい進むと、披露山の麓にある浪子不動（写真右上）に到着する。
浪子不動とは、徳富蘆花の小説「不如帰（ほととぎす）」の舞台となったことから、ヒロイン「浪子」の名にちなんで付けられた愛称で、正式には「高養寺」という。ここで記念写真（写真上）を撮り小休止。ちなみに、浪子不動の前には、芝生の広場（写真左下）があり、目の前に広がる海には、「不如帰」と刻まれた石碑（写真右下）も建てられている。
休憩を済ませると、いよいよ披露山への登りとなるが、山登りという大業なものではなく約２０分も歩けば、頂上の披露山公園へ到着する。ここからの眺めは壮快そのもので、湘南の海を一望できる。また、江ノ島の先に富士山も望めるが、あいにく曇りの日の午後に訪れたため、くっきり見えなかったのが残念である。そうそう、園内にはレストハウスがあり、猿やウサギ（写真右下）といった動物もいる。また、近くには大崎公園という公園があり、こちらも眺めの良い公園だ。
大崎公園は、披露山公園から徒歩約１０分のところにある公園で、園内に入ると６月であれば紫陽花の花（写真上）が出迎えてくれる。そして、奥へと進んで行くと、うさぎの形をした泉鏡花の文学碑や東屋（写真左下）などがあり、その先には、この公園のハイライトである海の一望できるスポット（写真右下）が待ち受けている。余談ながら、披露山公園の時と異なり、天気の良い日に行ったら、ホント爽快であった。なお、帰りは、一旦来た道を引き返し、途中にあるバス停への道標に従い歩いて行くと、バス通りに出る。
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