建長寺・半僧坊から散在ヶ池・陰陽の滝　2005.11−2012.05

　[ 建長寺 ]

建長寺は、北鎌倉駅から徒歩約１５分のところにあり、鎌倉五山第一位だけあって、どっしりとした感じである。総門で拝観料を払い中に入ると、写真左上の三門、そして仏殿、法堂と続いて行く。ちなみに、仏殿には重要文化財に指定されている本尊「地蔵菩薩座像」が、法堂には写真右上の「千手観音」（同じく重要文化財）が鎮座している。

　※建長寺　拝観時間：８時３０分〜１６時３０分、参拝料：３００円

　[ 半僧坊 ]

参拝を済ませたら、奥にあるハイキングコース入口の半僧坊へと向かう。半僧坊とは、建長寺裏山の鎮守杜で、山の中の階段を延々と登って行く。この階段が、結構キツイ。そして、山肌に置かれた天狗の像が現れると、ようやく半増坊に到着する。

　[ 半僧坊から勝上嶽展望台 ]

半僧坊には、お堂のほかベンチが置かれ、休憩できるようになっている。ここからでも十分眺めが良いが、更にその上の勝上嶽展望台からは、鎌倉市街や由比ヶ浜が望まれる。

　[ 十王岩 ]

そして、じっくり展望を楽しんだ後、天園へのハイキングコースへと向かう。ここからは本格的な山の中となるが、低山の為、そう大きな起伏もなく尾根伝いに歩いて行く。
そうそう、途中、十王岩という大岩（写真左上）があり、岩の手前の尾根道からは、遙か彼方に横浜ランドマークタワー（写真右上）が望めるほか、十王岩付近からは鎌倉の海が見て取れる。ちなみに、十王岩には十王像が彫られているものの、風化が進行し、ぱっと見よく判らない。

[コース]	北鎌倉→徒歩15分→建長寺→徒歩25分→勝上嶽展望台
	勝上嶽展望台→徒歩10分→十王岩

　[ 散在ヶ池森林公園 ]

更に行くと、今泉台住宅地、天園、覚園寺へ分かれる十字路があり、この十字路を今泉台住宅地側に進めば、散在ヶ池森林公園の南側に到着する。ちなみにコースは、途中住宅地の中を通るが、森林公園内に入ると山道となる。ただ、山道と行っても、一部を除き下り坂でキツイ箇所はなく、要所に休憩用のベンチも設けられている。そうそう、コース途中でリスと遭遇した。ただ、写真を撮ろうとしたのだが、ちょこまか動き回られ、ことごとく失敗。う〜む、残念である。

[コース]

十王岩→徒歩30分→散在ヶ池森林公園南側入口

　[ 散在ヶ池 ]

肝心の散在ヶ池（鎌倉湖）はというと、山に囲まれた小振りな池で、湖畔は静かな雰囲気であった。ちょうど山を挟んで北鎌倉の反対側なので人も少なく、のんびりするには良い場所かも知れない。