サイパン・ガラパン観光　2017.01/24-1/26

　[ 成田空港から ]

サイパンへは、日本からの直通便を使い、約３時間半で到着します。宮古島や石垣島とほぼ同じ所要時間で行くことができますが、最大のネックは成田空港です。羽田空港と異なり、利便性がすごく悪いんですよね。まあ、愚痴を言ってもしょうがないので、YCATからリムジンバスを使い、６時４０分、成田空港へと出発したのでした。途中、見慣れない（笑）日の出を見ながらバスは８時過ぎに空港へ到着です。
空港に着くと、ラッキーなことが待っていました。飛行機のシートは、エコノミークラスだったのですが、追加料金なしで３，５００円高いコンフォートブラスに代えて貰えました。ゆったり楽チンなシートで、飛行機は１０時２５分サイパンへと飛び立ちました。サイパンに近づくと、窓の下に遠浅の海が見えます。そして空港に降り立つと、入国審査の後、旅行会社が手配したバスで、予約したホテルへ向かったのでした。

　◎時差：サイパンは日本時間プラス１時間です。
　◎参考：ユナイテッド航空で行くサイパン

　[ スペイン教会 ]

部屋に荷物を置き一休みしたら、あいにく天気は薄曇りですけど、ホテル周辺を散策です。ちなみに、ホテルはサイパンで一番大きな街ガラパンにあるクラウンプラザリゾートサイパンというところで、まずはスペイン教会へと向かいました。スベイン教会は、カトリックの教会で、スベイン統治時代（１５６５〜１８９８年）の鐘楼が、太平洋戦争の戦禍を免れひっそりと建っています。

　[ 南洋庁サイパン病院跡 ]

そして、教会の裏手には、日本統治時代（１９１８〜１９４５年）の遺構、南洋庁サイパン病院跡があります。現在、建物の一部は北マリアナ諸島連邦博物館として再利用され、近くには日本刑務所跡もあります。

　 ◎参考URL ： NMI Museum of History and Culture (English)

　[ 砂糖王公園 ]

また、向かいには砂糖王公園が広がり、日本統治時代、サイパン発展のためサトウキビ栽培で尽力した松江春次（通称：砂糖王）の銅像が立っています。園内は綺麗に整備され、色取りどりの南国の花も咲いていました。

　[ 彩帆香取神社・奉安殿 ]

花を見ながら園内を進んで行けば彩帆香取神社で、元々は日本統治時代に建てられたものです。他にも、ショッピングモールの中にある交番横に建つ天皇陛下の写真を奉った奉安殿など、日本に纏わる史跡があります。
ただ、日本からサイパンへ行く観光客は、以前と比べると少なくなっているようで、大半の観光客が中国人でした。そのため、中国人を意識してか、交番上にも中国の赤い飾りが付けられていて、他にもホテルなどで見かけました。

　[ ショッピング ]

遺跡巡りをした後は、「Tギャラリアサイパン BY DFS」や「I love サイパン」、「ABCストア」などを見て回りました。

　[ 夕食 ]

そして、お買い物を終えたら、ハードロックカフェで夕食を食べました。牛ステーキとエビのセットを頼んだのですが、アメリカンサイズでボリューム満点、大食い選手権状態ながら完食しました。（笑）
ここで、初日は終了です。ホテルに戻ったら、窓の外のライトアップされたプライベートガーデンを見て、眠りについたのでした。

　[ クラウンプラザリゾートサイパン（旧フィエスタリゾート） ]

翌朝、目を醒ましてカーテンを開けると、まさに南の島のリゾート地といった風景が広がっています。目の前のビーチは、ホテルのプライベートビーチといった感じで、真っ白な砂浜にパラソルが立ち、朝のお散歩には売って付けです。

　[ アメリカン・メモリアル・パーク内のトーチカ ]

朝のお散歩をした後は、朝食を摂り、ホテル近くにあるアメリカン・メモリアル・パークへと向かいます。こちらも園内には、太平洋戦争の遺構、日本軍のトーチカが残っていて、中に入って見ることができます。

　[ マイクロ・ビーチ ]

そして、公園の先には、クラウンプラザリゾートサイパンまで続く、マイクロ・ビーチからの海の眺めがすごく綺麗です。また、どのガイドブックにも必ず載っている有名なマニャガハ島も、望むことができますよ。