建功寺から馬場の赤門・馬場花木園


[ 建功寺 ] 建功寺は、東横線菊名駅とJR鶴見駅を結ぶバスルートの途中にあるお寺です。１５６０年（永禄３年）小田原北条氏に仕えていた諏訪三河守右馬之助が開基で、諏訪家の菩提寺となっています。川崎鶴見臨港バス「東高校入口」、横浜市営バス「西寺尾建功寺前」バス停で降りると、すぐ中門（写真左上）があり、境内の中を進んで行くと、こんもりとした山というか丘の上に山門（写真右上）があります。　[ 建功寺 DATA ] 参拝時間：９時～１７時、参拝料：無料　[ 参考サイト ] 建功寺公式HP

　[ 建功寺境内 ]

山門の先には、竹林の中に大鐘楼（写真左上）や白山神社（写真右上）などもあって、なかなかの趣です。しばし境内散策を楽しみました。


[ 旧澤野家長屋門（馬場の赤門）] 建功寺を参拝した後は、お寺の脇にある入江川せせらぎ緑道（写真左上）をテクテクお散歩です。緑道の先には、１８５５年（安政年間）に建てられた名主旧澤野家長屋門「馬場の赤門」が建っています。ここから、今回のコースの最終目的地である馬場花木園へと向かいます。

　[ 馬場花木園 ]

馬場花木園は、中央に池を配した和風庭園で、そう大きくはないですが季節の花々が咲いています。私が訪れた時は、赤いぼけの花、黄色い福寿草、他にも白や黄色の水仙なんかが咲いていました。春待ち遠しい寒空の中、眼を楽しませてくれます。


[ 枝垂れ梅 ] そして、なんと言っても一番綺麗だったのが枝垂れ梅で、よく手入れされています。ちなみに枝垂れ梅の花を接写しようとしたら、青空に白いお月様が光っていました。なんかラッキーですね。そうそう、園内には休憩棟があって、ひな祭りが近いため雛人形も飾られていました。


[ 竹林と翌月４月の花々 ] また、園内の奥には竹林（写真左上）があるほか、翌月の４月末に訪れたら、３月に負けないほど色んな花々が咲いていました。


[ 旧藤本家住宅 ] それと、忘れてはならないのが「旧藤本家住宅」です。こちらは、江戸末期から明治初期にかけて建てられた茅葺屋根の農家の母屋（写真上）と東屋（写真下）を、大正２年に澤野家が購入しここに移築したものです。

　[ バーゴラ ]

その他、園内には、休憩用のバーゴラがあってのんびりできます。


[ 寺尾高札馬のメド坂 ] 最後に、馬場花木園に隣接して、寺尾高札馬のメド坂がありますので、時間に余裕があれば見て行かれることをお勧めします。 ●馬場花木園 DATA 　開園時間：９時～１７時（７・８月は１８時まで）　休園日：毎月第三火曜日・年末年始　入園料：無料　公式HP　：（横浜市緑の協会）馬場花木園