小浜島自転車旅　2021.10.24-25

　[ 羽田空港から ]

５年前に石垣島離島ターミナルから船に乗って、幻の島と呼ばれる浜島や竹富島、黒島を巡ってみましたが、改めて２０２１年１０月に石垣島の離島へ向かいました。今回の目的地は小浜島です。羽田空港から石垣島までの直行便を使い３時間１５分、途中、眼下に久米島のはての浜（写真上）が機体の真下に見えました。

　[ 宮良殿内・ユーグレナモール ]

そして、石垣空港に降り立つと、離島ターミナル近くのホテルへチェックイン。その後、市内を散策しました。まず、向かった先は琉球王国時代の邸宅「宮良殿内（みやらどぅんち）」です。国の重要文化財にも指定されていますが、邸宅内部には入れず、外からしか見れなかったのがちょっと残念でした。

<宮良殿内DATA>
　営業時間：9：00〜17：00
　定 休 日 ：毎週火曜日／年末年始
　観 覧 料 ：大人200円

宮良殿内を見学したあとは、ユーグレナモールと呼ばれるショッピングモールで、ショートパンツやTシャツを買い、ご飯とお酒でこの日はおしまいです。そうそう、ユーグレナモールの看板ですが、デザインが新しくなってました。

　[ 小浜島へ ]

そして翌日は、離島ターミナルから船に乗り小浜島へ向かいます。船の乗船時間は約３０分で、港（写真左上）に着いたらレンタサイクル屋さんが向かいに何軒かありますので、そのうちの一軒で電動自転車を借りました。ちなみに、電動自転車は小浜島ではママチャリしかないようで、レンタル料は１時間５５０円です。レンタルの手続きを済ませると、早速自転車で島内巡りのスタートです。初めに向かった先は小浜島で一番標高の高い大岳（９９．２m）と西大岳で、途中牧場があって牛達たちがのんびり草を食べていました。

　[ 西大岳 ]

ちなみに、大岳と西大岳は西大岳の方が眺めが良く、駐車場に自転車を停め整備された遊歩道を登って行けば、５分とかからずに頂上の東屋へ到着します。頂上には「ちゅらさんの碑」があって、隣の黒島そして石垣島が望めます。余談ながら、写真左上で着ている洋服が、昨日ユーグレナモールで買ったものです。

　[ 西大岳からの眺め ]

また、ここから眺める海はリーフのグラデーションが素晴らしく感動ものです。ただ、風がやたら強く髪が乱れて、記念撮影をしたものの良く撮れませんでした。眺めを堪能した後は、再び自転車に乗り眼下の白い壁と茶色の屋根が印象的な別荘群を抜け海へ出ます。

　[ コーラルビーチ ]

西大岳から別荘群を抜けると、コーラルビーチという砂浜に出ます。砂浜の両端には岩場もあって、散策して行くとなかなか面白いです。ただ、ここも風が強いですね。

　[ こはぐら荘 ]

あまりにも風が強かったので、浜から上がったところで記念撮影し、途中「こはぐら荘」という古民家（写真下）のある集落を抜け、マングローブの群落で有名な石長田海岸へ快適に自転車を走らせます。

注記

「こはぐら荘」は、人が住んでいる民家のため中には入れません。見学は外観のみです。

　[ 石長田海岸のマングローブ ]

石長田海岸は海岸というよりも、マングローブだらけです。ちなみに、マングローブの中を歩けるそうですが、靴が沈み込みそうなので断念しました。そしてこの後は、細崎ビーチへと向かいますが、石長田海岸は坂道をかなり下ったところにあるため、戻るのが電動自転車とは言えチョットきつかったです。余談ながら、ここ以外は坂があっても余裕でした。それと、写真上の遠方に見える山みたいなところは西表島です。

　[ 細崎ビーチ ]

細崎ビーチもコーラルビーチに負けず劣らず綺麗なビーチで、右手に大岳、西大岳（写真上）、正面に西表島（写真下）が望めます。ここでしばし海を見ながら、ボーと過ごしました。

　[ シュガーロード ]

最後は、シュガーロードと呼ばれる１本道を通り、牧場？のヤギさんに挨拶してレンタサイクルのお店に戻りました。自転車でのサイクリングはなかなか爽快ですね。

※上記コースは、ゆっくり周って３〜４時間程度です。