北投温泉の源泉・龍鳳谷から硫黄谷　2024.07.26

　[ 龍鳳谷公園 ]

今回は、北投温泉から陽明山側に入った龍鳳谷公園から、北投温泉の源泉となる噴煙地を巡ってみました。まず行き方ですが、MRT北投駅からバスも出ていますけど、面倒くさいので西門からタクシーに乗りました。所要時間は３０分ちょいで料金は４８０NTD（日本円で２，２５０円／２０２４年７月レート）です。
そして、タクシーを降りると、まず最初に向かったのが立派な門のある龍鳳谷公園です。園内は山の斜面に沿って様々な花が植えられ、とても綺麗です。

◎参考　周辺地図

　[ 綺麗な花 ]

当日は雨だったものの、多くの人達が花を楽しんでいました。ちなみに、上記写真は一番気に入った花です。

　[ 龍鳳谷遊客服務站 ]

花を愛でた後は、龍鳳谷遊客服務站（ビジターサービスステーション）へと向かいます。こちらには、陽明山の成り立ちや火山についての解説があります。また、トイレもありますので、事前に用を足しておきましょう。

　[ 温泉に入る鳥 ]

そして、龍鳳谷遊客服務站を後にし、龍鳳谷地熱景觀區へと向かいます。車道から龍鳳谷に向かって山道を降りて行くと、周囲の噴気孔から硫黄などが吹き出し流れ込んでいる白く濁った温泉池が現れました。しかも、驚くことに鳥が泳いでいます。温泉に入る鳥なんて、日本じゃ聞いたことがないですね。

　[ 噴気孔 ]

この池を通り過ぎると、横に流れる川に沿って多くの噴気孔や源泉の池が現れます。また、導水管も多く走っており、ここから北投温泉へ湯が引かれているそうです。

　[ 泉源紗帽歩道龍鳳谷歩道群 ]

さらに噴気孔を見ながら歩いて行くと、やがて道は森の中へ入って行きます。泉源紗帽歩道龍鳳谷歩道群と呼ばれ、小さな廟やカラフルな像が道の脇に配置されています。

　[ 妙天宮 ]

そして、道の終点には妙天宮があり、傍らの川では半裸で水浴してる男性達が多くいました。水浴はご遠慮して妙天宮にお参りし、次の目的地へ向け来た道を引き返したのでした。

　[ 硫黄谷 ]

再び車道に戻ったら、今度は道路の向かいにある硫黄谷遊歩道を進んで行きます。遊歩道はずっと下り坂で、そのまま行けば噴気孔のある大きな池に出ます。池の周りは荒涼とした雰囲気で、景色を楽しんだ後、最終目的地である北投温泉の湯屋へと向かいました。余談ながら、硫黄谷には足湯があったものの、全身浸かれる湯屋が一番です。それと、硫黄谷から北投温泉まではバスが出ています。（徒歩の場合は２０分強）

◎参考　北投温泉博物館・松山文創園區